SSブログ

ラッキーの散歩 [エッセイ]

昨日の夕方出掛ける前と、今朝帰ってくる前に菊池日出夫氏のところの犬、ラッキーを散歩させて来た。

ちなみにこれが昨日のラッキー(の顔)。散歩してフードも食べて、やっと落ち着きました、という顔をしている。カメラを向けた時目線をくれていたのだが、すぐに目を伏せてしまった。

ラッキーtmbg.jpg

氏の絵本のファンの方は、「こんなだったっけ?」と思われるだろう。絵本に出て来るラッキーとは大分違う筈である。絵本の中のラッキーは一代目、それから二代目、三代目を経て、このラッキーが四代目なのだ。変わらないタッチ、変わらないキャラクター、そして変わらない動物の友達。それが氏の作品の魅力でもある。

ラッキーはすっかり私になついてしまった。年中顔を出しているので当たり前なのだが、一緒に散歩したり、食事の世話をするようになってからは、私のほうでも大切な友達だと思って接するようになった。「相性がいいんだよ」と言われたが、どうなのだろう。それでも散歩の途中にラッキーに話しかけたりしている。
「夏はここに、すごくでっかい蛇がいたんねえ」
ラッキーはちらとこちらを見るが、もちろん何も言わない。

今日はフードのほかに好物のちくわもあげてきた。見ていると、食べたいくせに遠慮して食べないので、「食べな」と言ってわざと姿を消す。他の生きものたちもいるので、その世話をしてまた顔を出すと、さっと定位置に戻って「良い子にしてたよ」みたいな顔をするが、食事はすっかりたいらげているのが可笑しい。

犬は従順で健気な生き物だ。この先ラッキーとどれだけの思い出が作れるだろう。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

草刈りのことなど宇宙の構造を思う ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。