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町静展 出品作品 [作品]

12月2日をもちまして、私の個展が終了しました。
ご来場の皆様、作品などお買い上げの皆様、ありがとうございました。

会期終了につき、これから手元に写真のある作品についてはアップしてゆこうと思っています。

まず、2000年前後またはそれ以前に私が取り組んでいた版画作品をご紹介します。
現在のものとはだいぶ異なりますが、今回会場が特殊で、和室の壁などのほか床の間などをも利用するにあたり、さまざまな種類・年代の作品に分けての展示を試みました。そして床の間は版画作品、それも特に小さい版画作品のみの間としました。以下作品です。


目録 No.19 北風の家路 2001年、多色刷り木版 115×200mm

北風の家路.JPG

刷りながら一枚の版で彫り進んでゆく、リダクション法を取り入れたころの作品だったと思います。晴れていながらも寒い日、マフラーを風になびかせて、「早く家であったまりたいな」などと思いながら坂道を登ってゆく人の情景を描いたものです。私の版画の中でも人気が高く、あと2点しか残っていません。


目録 No.20 帰り途 2000年、多色刷り木版 150×200mm

帰り途.JPG

こちらも家に帰るというシチュエーションを描いたものですが、主人公は自転車に乗っています。バックは夕焼けで、この人は仕事帰りなんだろうか?町工場かどこかで働いてきたのかな?帰ったらあったかいシチューとか食べるのかな?といった物語を連想する方が多いようです。今回お買い上げいただいた方もそのような物語を思うと言っておられました。こちらも所有されている方がすでにいらっしゃったり、あと4点を残すのみとなりました。


目録のNo.21に、「走る子供」というモノタイプ作品がありましたが、撮影するのを忘れていたようで、現在のところ画像がありません。


目録No.22 雪の街 2001年、多色刷り木版 120×110mm

雪の街.JPG

このころは、寒い情景をよく描いていたようです。とくに白い息を描きたくてこれを制作したのを覚えています。あとは雪の点々とちりばめられた白ですかね。以前、雪深い街、札幌に住む友人にもこれを贈りました。残り3点です。



解説を書きながらだと長くなるので、続きはまたにします。




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カリメロ

個展成功、おめでとうございます^^
素敵な作品ですね。。。
メールの、お返事ありがとうございました。お願いしておきながら、不規則勤務が続き、電話が出来なくなってしまっていまして^^;
もう間に合わないのかも知れませんが、今度の休日に連絡を取ってみようと思っています。
by カリメロ (2013-12-05 23:46) 

peach

カリメロさん、ありがとうございます。
木の香でも私のほうでも、いつでも大丈夫なようにしてあります。会期が終わったので私から取り次ぐほうが話が早いかもしれません。いずれお気軽にどうぞ!
by peach (2013-12-06 09:54) 

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