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町静展 出品作品2 [作品]

先日まで開催していた私の個展から、今日は旧作版画小品の2回目です。


目録No.23 秋の道 1999年 140×118mm 多色刷り木版
秋の道.JPG
猫を擬人化した作品で、版画イラストなどを考えていたころのものです。作風はかなり単純なのですが、そのわかりやすさからか、人気が高い作品です。残3点。


目録No.24 頬杖つく女 2000年 88×90mm 多色刷り木版
頬杖つく女.JPG
題材が女性というのは私の作品ではあまりありません。さらに美人に描くということにも興味がなく、単に一枚の絵として成立すればよいという感覚で制作しています。版画作品中でも珍しくピンク色で人物をオーラのように象ったところがこの作品の特徴でしょうか。こちらも残3点です。


目録No.25 夜の家 1997年 50×70mm 多色刷り木版
夜の家.JPG
極小の版画作品です。夜のひっそりとした雰囲気の中に建つ白壁の家を描いたもので、残18点あります。


目録No.26 夕暮れの人たち 1997年 87×87mm 多色刷り木版
夕暮れの人たち.JPG
一枚の版を彫りながら刷ってゆくという、リダクション法を採用した最初期の作品だと思います。20代前半だったころ、版画をはじめたての私の作品をかなり高額で購入してくれた方へ、久しぶりにお会いした記念に差し上げたことのある小品です。今版画を制作するならこの流れかな?と思えるくらい、作品としての可能性を秘めていると私は思っていますが、抽象的になればなるほど一般的なお客様の引き合いは弱くなるのは、昔からやむを得ないのでしょうか。残5点です。


次回、残りの版画作品を紹介します。そのあとタブローの近作を紹介してゆくつもりです。
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