林の中の象 [イラストレーション]
ここのところ、連日家を空けることが多く、東京都内で過ごす時間が多かったです。
ふだん田舎で暮らしていると、都会の人の多さと、それが全部他人であるという事実にあらためて驚きます。これが地元の駅なんかにいると、知らないおばあさんなどが十中八九話しかけてきます。
今日は、野球が大好きなおばあさんでした。
「八十過ぎると、年寄りの女同士じゃあ野球の話は合わなくてねえ」なんて言っていました。
150キロの球はふつう打てるかとか、ファインプレーがどれだけカッコイイものかとか、
巨人とアンチ巨人の話だとか、電車が来るまで10分くらい話していたのですが、楽しかったみたいで、お礼まで言われてしまいました。いえいえぼくの方こそ楽しかったですよ。
しかしぼくの場合、話しかけられやすいのは都会へ行っても同じかも知れません。
若いころから本当によく声を掛けられます。多いのは、老若男女問わず道を聞かれること、観光地などでは写真を撮ってくださいと言われることが多いです。それはいいのですが、困るのは異様に風俗店などの呼び込みも近寄って来ることなどでしょうか。他にどっさり男が歩いているにもかかわらず、ぼくめがけて走って来る感じなのです。一度追いつかれると30メートルくらいついてきたりします。ネギを背負ったカモに見えるんでしょうかねえ。見えるんだろうなあ。
▲林の中の象
あえて解説はしませんが、こんなのも描いてます。
お茶の時間 [イラストレーション]
ついに関東地方でも雪が降り、本当に寒いです…。
さて、前回の記事では「イラストレーション」誌に掲載された作品をご紹介いたしましたが、
今回はその関連作品を載せました。
こんなのです。
▲お茶の時間
これは、「木の猫」と同じくキャンバスを使用してマチエールを使用しながら描いたものです。
大きさも同じ10号になります。
こっちの方が好きだという人もいるのですが、ぼくは「木の猫」を超えているとは思いません。
実はこれを描いてからしばらくキャンバス作品が描けなくなりました。
時間をかけて以前のものを超えられないと、とても虚しくなります。
しばらく技法的な試みから離れて、ブログ冒頭から紹介しているような、詩をからませた作品を描いていました。
ですから、その間に新たに知り合った出版社さんなどには、そちらでご提案していました。
しかし最近になって双方が統合されてみたり、あるいはキャンバス作品ならではの良さを自分なりに
分析したりということがあり、現在はキャンバス作品になる絵の下絵をいろいろ考えています。
それで、もう少しで気に入ったものができるのではないかというところまで来ています。
自分で楽に書ける絵は、失敗しないけれども大きな発見はありません。
かといって、いまだ自由自在になっていない技法でお仕事をするのはまたリスクが伴います。
そういうわけで今のぼくは、大きなキャンバス作品でのお仕事の依頼にも応えられるだけの
準備を整えているところなのです。
ありがたいことに、ぼくの地元のギャラリーさんはじめ、いろいろと企画個展などのオファーを頂いています。
ぼくはそれぞれのギャラリーで、いちばん成果の上がる方法でお応えしたいと思っています。
大きな作品で埋めた方が良いのか、それとも版画など一般に買いやすい作品を多くした方が良いのか、
イラスト寄りか、絵画寄りか、テーマは絞るか、など考えると、手持ちの作品をただ並べるだけでは
いけないような気がします。
とにかくがんばらなければいけないなあ、と思うのです…。
さて、前回の記事では「イラストレーション」誌に掲載された作品をご紹介いたしましたが、
今回はその関連作品を載せました。
こんなのです。
▲お茶の時間
これは、「木の猫」と同じくキャンバスを使用してマチエールを使用しながら描いたものです。
大きさも同じ10号になります。
こっちの方が好きだという人もいるのですが、ぼくは「木の猫」を超えているとは思いません。
実はこれを描いてからしばらくキャンバス作品が描けなくなりました。
時間をかけて以前のものを超えられないと、とても虚しくなります。
しばらく技法的な試みから離れて、ブログ冒頭から紹介しているような、詩をからませた作品を描いていました。
ですから、その間に新たに知り合った出版社さんなどには、そちらでご提案していました。
しかし最近になって双方が統合されてみたり、あるいはキャンバス作品ならではの良さを自分なりに
分析したりということがあり、現在はキャンバス作品になる絵の下絵をいろいろ考えています。
それで、もう少しで気に入ったものができるのではないかというところまで来ています。
自分で楽に書ける絵は、失敗しないけれども大きな発見はありません。
かといって、いまだ自由自在になっていない技法でお仕事をするのはまたリスクが伴います。
そういうわけで今のぼくは、大きなキャンバス作品でのお仕事の依頼にも応えられるだけの
準備を整えているところなのです。
ありがたいことに、ぼくの地元のギャラリーさんはじめ、いろいろと企画個展などのオファーを頂いています。
ぼくはそれぞれのギャラリーで、いちばん成果の上がる方法でお応えしたいと思っています。
大きな作品で埋めた方が良いのか、それとも版画など一般に買いやすい作品を多くした方が良いのか、
イラスト寄りか、絵画寄りか、テーマは絞るか、など考えると、手持ちの作品をただ並べるだけでは
いけないような気がします。
とにかくがんばらなければいけないなあ、と思うのです…。
昔の絵、クリスマスの子供たち [イラストレーション]
寒いですねえ。
みなさま、クリスマスイブは楽しく過ごされたのでしょうか…。
クリスマスに何かご紹介しようと思いましたが、近作に見当たりません。
それで、ぼくが以前編集していたある広告媒体に描いた絵を紹介します。
誌面からのスキャンなので画像はよろしくないですが、ご勘弁ください。
ペン画です。下書きをしないで一気に描いた記憶があります。
当時はよく漫画タッチで人物イラストを描いていました。
お客さんから「もっと藤原紀香ちゃん風にしてくれよォ」などと言われ、
「はあ…、やってみます」などと困惑しながらも真顔でやっていました。
今ではなつかしい思い出です。
みなさま、クリスマスイブは楽しく過ごされたのでしょうか…。
クリスマスに何かご紹介しようと思いましたが、近作に見当たりません。
それで、ぼくが以前編集していたある広告媒体に描いた絵を紹介します。
誌面からのスキャンなので画像はよろしくないですが、ご勘弁ください。
ペン画です。下書きをしないで一気に描いた記憶があります。
当時はよく漫画タッチで人物イラストを描いていました。
お客さんから「もっと藤原紀香ちゃん風にしてくれよォ」などと言われ、
「はあ…、やってみます」などと困惑しながらも真顔でやっていました。
今ではなつかしい思い出です。